てんてこっこまいわや家のぶろぐ

柴犬2匹とはすきー1匹とのどたばたな日々

【小虎天国へ】あのおうちたのしかった!!

おはようございます、わやです。

2/9(木)に、小虎(ここ) が天国へ旅立ちました。1歳3ヵ月でした。

あまりにスピーディに逝ってしまったので、未だに実感があったりなかったりですが、少しずつ前を向くために、綴ろうと思います。

 

小虎は、1月に「センダン」という中毒性の高い植物の種子を30個以上食べてしまい、

嘔吐、下痢、食欲不振などの症状に見舞われました。

2週間ほど、点滴治療をして、入院もしました。

よくなったり、悪くなったりを繰り返し、大好きな散歩も次第に嫌がるようになりました。

入院から2日後、ひどい炎症で消化器官が破れ、緊急手術をしました。

栄養状態が悪いため、麻酔から覚めない可能性が高いと言われましたが、術後はちゃんと目を覚ましてくれて、手術の翌日には白目をむいてヘソ天で寝ていたそうです。

しかし、体内には破れた腸から細菌がまわり、腹膜炎からの多臓器不全で手術から3日後に亡くなりました。

 

亡くなった翌日の2/10(金)が小虎を迎えてちょうど1年だったので、お祝いのケーキをおうちでんまんましたかったみたいです。

おうちで家族みんなに祝ってほしかったんだよね。

甘えん坊さんだから、ひとりぼっちは嫌だったんだよね。

だから、どうしたらおうちに帰れるかなって考えたのかなぁ。

 

わたしも、旦那さんも、犬友達のママさんたちも、主治医の先生も、「センダン」のことを知りませんでした。また、病院でも(市内では一番大きな病院ですが)、小虎のように長期間症状が続き、重症化した例は初めてのようでした。

毎年、この時期になると、うちを出てすぐの道路や、お散歩コース全体にセンダンの種が散らばっていて、茶々丸も、りぼんも、ぼりぼり食べていました。

種自体には毒性はないそうですが、実は毒性が高く危険だそうです。

種でも30個以上は危険だとか、、、ネットで調べても、犬のセンダン中毒に関しては詳細不明のようでした。

 

でも、もし、知っていたら。

知らなかったとしても、日ごろから拾い食いは絶対NG!!!という強い意識を持っていたら。

今朝も小虎は、5時半に早起きしてきて、くそ寒い早朝からウッドデッキに出てお庭を眺めていたのかなぁ、、、

どんなにタラレバ娘ならぬタラレババアになっても、泣いて後悔しても、ぼーっとしてても、小虎はもう虹の橋をどたどた渡って、おそらに還っていったんだよね。

そんなに急がなくても、よかったのに。

 

だって、ハスキーの寿命は12歳~15歳なんだよ。

まだ15ヶ月だよ。

オカンが大好きなハマジさんのシルビアちゃんも、あこがれのプピプピ文太くんも、みんなかわゆさ大爆発のシニアハスキーだよ。

そんなふうに、小虎にもいけめんおじさんハスキーになってほしかった。

茶々丸おにいちゃんと、りぼんおねえちゃんを、一緒に看取ってほしかった。

 

ちょうど1年前、ペットショップで出会った小さな小虎 (すでに9㎏あったけど)に、

そとの世界は、あたたかくて、きれいで、やさしくて、うれしくて、たのしい!って思ってほしかった。

あのままペットショップにいて悲しいことになるよりも、一緒に冬をこえて、春をむかえて、桜をみせてあげたかった。

痛いことや、かなしいこと、つらいことは知らずにいてほしかった。

何ものからも護ってあげたかった。

 

 

もうふはあたたかいこと。

ごはんはおいしいこと。

おやつはもっとおいしいこと。

おさんぽはたのしいこと。

かぞくがいるということ。

 

そして、生きることはしあわせだということ。

 

わたしから小虎への願いは、うーんたくさんあるな、、、

たくさんあるけど、きみが生きていてくれたら、それだけでよかった。

それだけでオカンは、世界中のだれよりも、しあわせだったんだよ。

 

 

わたしはいつも、小虎に「わや家はどうですか?」「毎日うれしたのしですか?」

とたずねていました。

小虎がどう思っていたかはわかりませんが、「うれしい たのしい しあわせ」

にしてもらっていたのは、わたしの方でした。わたしたち家族の方でした。

 

小虎が、すべてを癒して、たくさんの愛情と幸せと、おちっことうんちをまき散らして、わや家をひとつにつないでいってくれました。

「けんかしてもなかなおりだよ!かぞくはずっといっしょ!」

そう言われている気がします。

 

だからこれからも、亡くなる直前まで笑顔だった小虎を見習って、泣いてもまた笑って、生きていくね。

わたしとパパは、何とか二本足でもう一度立ち上がって、ふんばるから、茶々丸おにいちゃんと、りぼんおねえちゃんのことは、どうか護ってあげてね。

ふたりがおそらに来たら、おいしいお水が飲めるところとか、ふかふか芝生の広場とか、案内してあげてね。

そしてわたしとパパのことも、もしヨッボヨボになってて、腰が90度に折れ曲がってても、よかったら見つけてね。お散歩は、またこけちゃうから、やさしくひっぱってね。

 

 

お空に送ってから、明日で一週間です。

いまごろお花畑のまんなかで、犬の神さまや、おともだちに、こんなふうにじまんしていますように。

 

『ここねー! あのおうちすっごくたのしかったー!

またいきたいー!!』

 

 

こーちゃん、いつでもあそびにきてね。

ありがとう。だいすき。

またね!🌈

いつでもにこにこ😊✨

亡くなる10日前とは思えぬ寝相。

つよくてかわゆい子でした🐯🐾

 

 

小虎をおむかえしたときのこと

おはようございます。わやです。

前回の初投稿の記事を読んでくださった方々、スターとやらをくださった方、ありがとうございます!

 

前回がはっちゃけすぎたので、今日は少しまじめに書きたいと思います。

 

わがやのハスキー・小虎はちょうど1年前、ペットショップで出会いました。

私と旦那さんは、数年前に観たテレビ番組でハスキーのことを知り、かわゆい!いつか飼いたい!!と漠然と思っていました。

もちろん飼うのなら、先住犬の茶々丸とりぼんを無事に見送った後、のつもりでした。

 

はじめて小虎に会ったとき、一目惚れしてビビッと婚ならぬビビッとお迎えしたわけではありません。柴犬2匹のお世話でおなか一杯しあわせ満杯で、迎えるつもりなど毛頭ありませんでした、、、が、なぜか夢にでてきまして。

やつはじまんのおっきなあんよで、お迎えする段階を華麗にじゃんぴんぐスルーして、あたりまえのようにわがやで一緒に暮らしていました。

 

翌日旦那さんと一緒に小虎にもう一度会いに行き、めちゃくちゃ抱っこしたかったけど、「いや抱っこしたらもうだめだから」と引き止められ、てんめぇええええじゃあなんで会いに来たんだもうご飯作んねーぞっっと思いながら(すまん)、それもそうかとあきらめ、、、ずに、その後行った焼肉屋さんと、帰りの車中でひたすら小虎を迎えることにあたって夫婦ミーチングです。家族が3匹になった場合にかかるお金、お世話や散歩に費やす時間、先住の柴ーずとやっていけるのか、そもそもハスキーとはどんな子なのか、テレビで見たまんまのちょっとドジで天然ぼけで甘えん坊なのか、、、

帰宅後も、方向がまとまってないのにわたしが名前を決めはじめ、なぜか便乗する旦那さん。ちょっ結局おめーは迎えるのか迎えないのかどっちなんだよ、、、いやわたしもだけど、、、

 

紆余曲折悩みぬいた末、翌日、わたしたちは小虎を迎えることを、、、

諦めました。

 

わたしは持病で足が悪く、3匹目に身体の大きな子を迎える自信と責任が持てないこと、先住の柴犬たちがシニアにさしかかり、もしハスキーを迎えたとしたら、全員同じ時期に寿命がきてしまうかもしれないこと。

様々な理由から、ものすごくものすごー-------く残念でしたが、お迎えは断念しました。あんなにかわゆくて、いけめんで、綺麗な子だから、きっと、わたしより旦那さんよりずっとやさしくてあたたかい人がパパママになってくれるはず。だから、あきらめ、、、

ってまた夢にでてくるんですよおおおおおおお!!!!

 

なんだよおおおおもおおおおお!!ほっといてくれよおおおおおおお!!!

きみのことはあきらめたっつってんじゃん!くそーかわゆい!かわゆいな小虎めぇぇぇぇっっ!!!!!し、しかもまた感動のお迎え初日を金メダルにかがやくプロスキーヤーもびっくりの大大大ジャンプで飛び越えて、なにふつーにうちで暮らしてんだよおおおおおお!!!!おめーのお仕事はスキーヤーじゃなくて、ソリを引くことでしょうが!表彰台でおすわりして鼻息ふーんって吐いてどや顔してるんじゃありません!!そこはれじぇんど葛●さんが立つとこだからっ!どきなさい!めっっ!

 

その後もうちのろうかを歩く小虎の幻覚?蜃気楼?イメージ動画??が見られたりしました。うう、、、連日のハスキー会議で疲れてるんだ、、、

それでも迎えるという決心はつかず、最後に、お店に電話をして、写真だけ送ってもらおうとしました。勢いあまって、動画も希望したら、いやもう閉店前で、うとうとしてるので、とやんわりお断りされました。そうですよね、、、すみません、、、

そして、

「このハスキーちゃん、明後日には県外の店舗に移動になっちゃうので、早くお迎えにきてあげてくださいいい!」

 

なん……だと…(@ぶりー●)

 

とんでもねー爆弾発言もとい発言爆撃にあいました。

店員さんの言い方も上記のまんまで若干お、おお、、、という感じでしたが、岐阜県の新規オープンのお店に行くとのことでした。

小虎は、前の週にいまのお店に来たばかりなのに、もうよそへ行くのか、、、と不信に思いました。余談ですが、生後2ヶ月で店頭に出され、わたしと出会ったのが生後4ヶ月、それまでの2ヶ月間で、4店舗を転々としていたようです。そしてこれから行く5店舗めでは、オープニングセールなどと言って売られてしまうのか。生後4ヶ月で、このまま飼い主が現れなければ、あたたかい春を迎えることも、桜を見ることも、まいにちのお散歩も、おいしいごはんも、うれしいことたのしいことを、何もしらないまま、、、

 

そんなことあってはならない。あってはならない。

大事なことなのでもう2億回くらい言いたい。でも打つのはしんどいのでコピペして羅列したい。

 

その後、帰宅した旦那さんにスライディング土下座!!!!!

、、、は痛いのでふつうに土下座し、泣いてはないけどおもいきり懇願し、風呂での各自脳内ミーチングと、夫婦ミーチングというかわたしは土下座してただけですの末、

無事に?お迎えすることになりました。

 

 

あれから1年余り。

いま、小虎は生死の境目におります。

このことは、もうすこし時間をおいて、綴りたいと思います。

 

わたしは豆腐めんたるなので、1年前のあの日の選択が、わたしたち家族にとって、そして小虎にとって、最善であったのだと、しあわせであったのだという強い確信がもてません。でも今日までの日々が、あわただしくも、大変な中でも、しあわせだったことは確かです。小虎、こんなに不甲斐ないオカンでごめんね。いつもありがとう。これからも、うれしいことや、たのしいことをたくさんしようね。お願いだよ。最期まで、きみのおっきなおててもリードも離さないからね。

ずっと元気でいてね。元気でなくてもいいから、生きていてね。大好きだよ。

 

わたしには、何の力もありません。坂上忍さんのように、たくさんのわんちゃんねこちゃんを保護することも、かかりつけの獣医さんのように、つらい思いをしている小虎を治療することも、何もできない。

ただただ、小虎と、茶々丸と、りぼんが、どうか幸せでありますように。一日でも多く幸せに生きられますように。そのおてつだいと、どこにもいない神様に、彼らの無事や健康を祈ることしか、できません。それでも3匹のオカンとして、飼い主として、目の前の命と向き合うこと、いつか看取ることを、涙と鼻水を垂れ流しながら、全うしていきたいです。

 

とてもながくなりました。

お時間いただきまして、ありがとうございました。

 

わや家へようこそ!

はじめまして、わや なつみと申します。

田舎過ぎず都会過ぎずなみえ県で、いとおしい柴犬2匹とのんびりまったりわりと穏やかに暮らしていま、、、した。

3匹めのはすきーを迎えるまでは。

 

あの日から、気づけばもうすぐはや一年、、、

あまりにもカオスでおバカで泣いて笑える日々に変貌したため、こりゃいっちょブログ書いたり漫画描いたりするべちきしょおおおおお!!!

 

とつねづね思いながら、今日まで散歩、散歩、ばふぁ●んで頭痛をごまかし散歩、先生も看護師さんもやさしすぎるどうぶつ病院、散歩、若干なげやり気味なしつけ、家のあらゆる場所で寝落ち、むしろ3/4くらい寝ながら散歩、無限に消費されていくカリカリごはん、おしっこ掃除、犬のマットレスでうずくまる、おて、うんち処理、散歩、散歩、おかわり、ふせ、散歩、散歩、散歩などを、わたしなりに、精一杯してこなしてきた、、、というか今も追われています。

ぎゃあああまた散歩の時間きたー-----!!!あっ、ちょっ、まっ、さっきいったばっかじゃねーか!

 

それでもやっぱりわんこずはとっっってもかわゆいので、休みたいとか言いません。言いませんが、贅沢を言うならば、ちょっとだけ座りたい。だれか1分、、、いや、3分でいい、このカップうどんできるまででいいから座らせてえええ!!!あっなんじゃこいつお湯入れてから5分もかかりやがる!この2分はでかいんだぞくっそ、もうちょびっと硬くてもいいから食べて次の散歩いくわっあっつああああやっぱむりっっ

 

前置きが長すぎて前置きじゃなくなってすみません、、、

そんなてんてこっこまいなわや家一同を紹介します。

 

柴犬のおとこのこ・茶々丸 8歳/2014.3.27生まれ

じぶんからオカンのお布団に入ってきておいて、撫でると激怒してオカンでも容赦なく噛む。なぜだ。いってーなちくしょー。でもかわいいからゆるす。

子犬時代はやんちゃ過ぎて心折れそうになったが、今ではやさしいじぇんとる柴。ハスキーを迎えてから、のんびりシニアライフを邪魔されて迷惑そう。ごめん。

 

柴犬のおんなのこ・りぼん 8歳/2015.1.24生まれ

天真爛漫で、かわいいお顔に反してわや家の頂点に君臨。ひめ様と呼ばれている。子犬時代もいまも大怪獣リーボン。オカンは百万回くらい心を折られ、りぼんノイローゼになりしつけ教室にかよったこともある。

先月無事に8歳を迎え、もうシニアなはずのに1歳のハスキーより元気すぎて、年齢詐称疑惑浮上。

 

ハスキーのおとこのこ・小虎 1歳/2021.10.13生まれ

いかついお顔だけど、中身は甘えん坊さんのかわゆすぎるハスキー。

りぼんおねえちゃんはあそんでくれるからだいすき。

茶々丸おにいちゃんはおこってくるからこわい。

オカンのことはごはんをくれるソリだと思って、、、いないといいな、、、

散歩中引っ張られてずっこけて2回病院送りになったので、そろそろ受付のきれいなおねーさんにまたこいつきたとか思われそうで不安。

オカンの父と同じ誕生日で、なんと70歳差。孫とおじいちゃん。

 

この3匹とのどたばた日常をおもしろおかしく綴っていきます。

どうぞよろしくおねがいしますううう!!