てんてこっこまいわや家のぶろぐ

柴犬2匹とはすきー1匹とのどたばたな日々

小虎をおむかえしたときのこと

おはようございます。わやです。

前回の初投稿の記事を読んでくださった方々、スターとやらをくださった方、ありがとうございます!

 

前回がはっちゃけすぎたので、今日は少しまじめに書きたいと思います。

 

わがやのハスキー・小虎はちょうど1年前、ペットショップで出会いました。

私と旦那さんは、数年前に観たテレビ番組でハスキーのことを知り、かわゆい!いつか飼いたい!!と漠然と思っていました。

もちろん飼うのなら、先住犬の茶々丸とりぼんを無事に見送った後、のつもりでした。

 

はじめて小虎に会ったとき、一目惚れしてビビッと婚ならぬビビッとお迎えしたわけではありません。柴犬2匹のお世話でおなか一杯しあわせ満杯で、迎えるつもりなど毛頭ありませんでした、、、が、なぜか夢にでてきまして。

やつはじまんのおっきなあんよで、お迎えする段階を華麗にじゃんぴんぐスルーして、あたりまえのようにわがやで一緒に暮らしていました。

 

翌日旦那さんと一緒に小虎にもう一度会いに行き、めちゃくちゃ抱っこしたかったけど、「いや抱っこしたらもうだめだから」と引き止められ、てんめぇええええじゃあなんで会いに来たんだもうご飯作んねーぞっっと思いながら(すまん)、それもそうかとあきらめ、、、ずに、その後行った焼肉屋さんと、帰りの車中でひたすら小虎を迎えることにあたって夫婦ミーチングです。家族が3匹になった場合にかかるお金、お世話や散歩に費やす時間、先住の柴ーずとやっていけるのか、そもそもハスキーとはどんな子なのか、テレビで見たまんまのちょっとドジで天然ぼけで甘えん坊なのか、、、

帰宅後も、方向がまとまってないのにわたしが名前を決めはじめ、なぜか便乗する旦那さん。ちょっ結局おめーは迎えるのか迎えないのかどっちなんだよ、、、いやわたしもだけど、、、

 

紆余曲折悩みぬいた末、翌日、わたしたちは小虎を迎えることを、、、

諦めました。

 

わたしは持病で足が悪く、3匹目に身体の大きな子を迎える自信と責任が持てないこと、先住の柴犬たちがシニアにさしかかり、もしハスキーを迎えたとしたら、全員同じ時期に寿命がきてしまうかもしれないこと。

様々な理由から、ものすごくものすごー-------く残念でしたが、お迎えは断念しました。あんなにかわゆくて、いけめんで、綺麗な子だから、きっと、わたしより旦那さんよりずっとやさしくてあたたかい人がパパママになってくれるはず。だから、あきらめ、、、

ってまた夢にでてくるんですよおおおおおおお!!!!

 

なんだよおおおおもおおおおお!!ほっといてくれよおおおおおおお!!!

きみのことはあきらめたっつってんじゃん!くそーかわゆい!かわゆいな小虎めぇぇぇぇっっ!!!!!し、しかもまた感動のお迎え初日を金メダルにかがやくプロスキーヤーもびっくりの大大大ジャンプで飛び越えて、なにふつーにうちで暮らしてんだよおおおおおお!!!!おめーのお仕事はスキーヤーじゃなくて、ソリを引くことでしょうが!表彰台でおすわりして鼻息ふーんって吐いてどや顔してるんじゃありません!!そこはれじぇんど葛●さんが立つとこだからっ!どきなさい!めっっ!

 

その後もうちのろうかを歩く小虎の幻覚?蜃気楼?イメージ動画??が見られたりしました。うう、、、連日のハスキー会議で疲れてるんだ、、、

それでも迎えるという決心はつかず、最後に、お店に電話をして、写真だけ送ってもらおうとしました。勢いあまって、動画も希望したら、いやもう閉店前で、うとうとしてるので、とやんわりお断りされました。そうですよね、、、すみません、、、

そして、

「このハスキーちゃん、明後日には県外の店舗に移動になっちゃうので、早くお迎えにきてあげてくださいいい!」

 

なん……だと…(@ぶりー●)

 

とんでもねー爆弾発言もとい発言爆撃にあいました。

店員さんの言い方も上記のまんまで若干お、おお、、、という感じでしたが、岐阜県の新規オープンのお店に行くとのことでした。

小虎は、前の週にいまのお店に来たばかりなのに、もうよそへ行くのか、、、と不信に思いました。余談ですが、生後2ヶ月で店頭に出され、わたしと出会ったのが生後4ヶ月、それまでの2ヶ月間で、4店舗を転々としていたようです。そしてこれから行く5店舗めでは、オープニングセールなどと言って売られてしまうのか。生後4ヶ月で、このまま飼い主が現れなければ、あたたかい春を迎えることも、桜を見ることも、まいにちのお散歩も、おいしいごはんも、うれしいことたのしいことを、何もしらないまま、、、

 

そんなことあってはならない。あってはならない。

大事なことなのでもう2億回くらい言いたい。でも打つのはしんどいのでコピペして羅列したい。

 

その後、帰宅した旦那さんにスライディング土下座!!!!!

、、、は痛いのでふつうに土下座し、泣いてはないけどおもいきり懇願し、風呂での各自脳内ミーチングと、夫婦ミーチングというかわたしは土下座してただけですの末、

無事に?お迎えすることになりました。

 

 

あれから1年余り。

いま、小虎は生死の境目におります。

このことは、もうすこし時間をおいて、綴りたいと思います。

 

わたしは豆腐めんたるなので、1年前のあの日の選択が、わたしたち家族にとって、そして小虎にとって、最善であったのだと、しあわせであったのだという強い確信がもてません。でも今日までの日々が、あわただしくも、大変な中でも、しあわせだったことは確かです。小虎、こんなに不甲斐ないオカンでごめんね。いつもありがとう。これからも、うれしいことや、たのしいことをたくさんしようね。お願いだよ。最期まで、きみのおっきなおててもリードも離さないからね。

ずっと元気でいてね。元気でなくてもいいから、生きていてね。大好きだよ。

 

わたしには、何の力もありません。坂上忍さんのように、たくさんのわんちゃんねこちゃんを保護することも、かかりつけの獣医さんのように、つらい思いをしている小虎を治療することも、何もできない。

ただただ、小虎と、茶々丸と、りぼんが、どうか幸せでありますように。一日でも多く幸せに生きられますように。そのおてつだいと、どこにもいない神様に、彼らの無事や健康を祈ることしか、できません。それでも3匹のオカンとして、飼い主として、目の前の命と向き合うこと、いつか看取ることを、涙と鼻水を垂れ流しながら、全うしていきたいです。

 

とてもながくなりました。

お時間いただきまして、ありがとうございました。